おそらくこれまでに手足の痺れを一度も経験したことのない方というのはいないでしょう。痺れはそれくらい身近な症状のひとつです。ただ、身近な症状だからといって放置しておくのは危険かもしれません。というのも、手足の痺れというのは病気のサインである可能性もあるのです。

 

誰もが一度は経験する手足の痺れ

手足の痺れというと、ご年配の方がなるものというイメージがあるかもしれません。確かに、中高年の方に多く見られる症状でもあるのですが、実際には性別や年齢に関係なく、誰にでも手足の痺れというのは起こります。

ただ、手足の痺れというのは病気のサインであることもあります。病気のサインでの手足の痺れとなると、やはり中高年に起こるケースが多くなります。だからこそ、余計に中高年の症状というイメージがついているのでしょう。

 

手足の痺れの症状

手足の痺れによる具体的な症状についてですが、文字通り、手足が痺れます。ただ、それ以外にも、手や足の肌の感覚が鈍くなる、直接触っているのに直接触っている感じがしないといった症状を感じることもあります。感覚としては正座をした後に足が痺れる感じ、手を体の下に敷いて寝ていたときに痺れている感じに似ています。

それ以外では、どこを触ってもヒリヒリするような感じがある、ビリビリと感じて痺れというよりも痛みに近い感じがある、電気で痺れるような感じがあるといった症状が出ることもあります。

症状の出方もさまざまで、手だけ痺れる、足だけ痺れる、両方が痺れる、右だけが痺れる、左だけが痺れる・・・といったケースがあります。痺れが本当に一瞬でおさまることもあれば、痺れがずっと続くこともあります。

 

手足の痺れの原因

手足の痺れの原因の中でも、もっとも身近なものが血流の悪化によるものです。先でもお話ししましたが、正座をした後で足が痺れる、手を体の下に敷いて寝たときに痺れるといったケースは誰もが経験しているものかと思います。これはまさに血流が悪化することによって起こっている手足の痺れです。

手足の痺れが病気のサインであるケースもあります。例えば、安静時には痺れが軽くなるという方もいるでしょう。体を動かしていないときには気にならないのに、手足をよく動かすときには痺れが気になるという場合には、頚椎症や手根管症候群、胸郭出口症候群、頚椎椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症といった病気が原因となっている可能性があります。

逆に、安静時でも痺れが出るという方もいるでしょう。手足を動かしていても手足を動かしていなくとも痺れが気になるという場合には、脊髄腫瘍、脊髄空洞症、ギランバレー症候群、多発性硬化症、糖尿病、脳卒中といった病気の可能性があります。

それ以外では、自律神経の乱れから手足の痺れを引き起こしていることもあります。ストレスによって手足の痺れが起こるという話もあるのですが、これは結局ストレスから自律神経の乱れを引き起こしてしまい、その自律神経の乱れによって手足の痺れが起きているのです。ちなみに、自律神経の乱れから来る手足の痺れというのは、血流の悪化による酸素不足によって引き起こされます。ストレスを受けると交感神経が刺激されるのですが、それによって筋肉が固く緊張してしまいます。これによって血流が悪化し、酸素が十分に送られなくなり、神経が酸欠になってしまうため、手足の痺れが起こるのです。

もちろん、だからといって手足の痺れが必ずしも何かしらの病気のサインであるとは限りません。正座をしていたり、いつもとは違った寝相をしていたりすることによっても手足の痺れは起こりますし、何もしていなくとも時々手足が痺れるような感覚になるという方もいます。手足の痺れがあるから絶対に病気だと不安になってしまうと、今度はそれがストレスになって余計に手足の痺れを引き起こしてしまうこともあります。ただ、あまりにも手足の痺れがひどい場合やあまりにも手足の痺れが続く場合には、一度検査を受けてみたほうがいいかもしれません。

 

夜明けの扉 遠隔整体

夜明けの扉の遠隔整体では手足の痺れにももちろん対応しています。

痺れの原因は人それぞれ異なりますので、必ず原因にあったアプローチをしないといけません。その原因がどこから来るのか、丁寧に調べて遠隔で施術しています。当方の遠隔整体の基本は全身施術ですので、痺れの原因により詳細にアプローチできます。

施術のご報告では痺れの原因以外にも全身の状態をお伝えしておりますので、日常生活で気をつけるべきところが一目瞭然です。

原因不明のその痺れ、夜明けの扉の遠隔整体にお任せ下さい。

 

 

 


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